ボディコンテストの種類とそれぞれの特徴

筋肉のお勉強

近年のフィットネス文化の盛り上がりにより

日ごろからトレーニングをしている方であれば、ボディコンテストという言葉は聞いたことがあるかと思います

ですが、コンテストの種類や審査基準については団体やカテゴリーが複数あり

いまいち把握できていない方も多いのではないでしょうか

今回は4つのボディコンテストの審査基準やカテゴリーの違いを解説します

ボディビル

おそらく最も知られているカテゴリーであるボディビル

4つのカテゴリーの中では最も筋量が必要とされます

衣装は規定のボディビルパンツというブーメランパンツを着用し、

階級は体重別とされています

審査基準

全身の筋肉が発達し、最も体脂肪が削れていること

筋肉量とカットによる迫力

大きな肩幅、太い脚、細いウエストで美しいバランス(Xフレーム)

基本ポーズ

リラックスポーズ

フロントリラックス

サイドリラックス (左、右)

バックリラックス

規定ポーズ

フロントダブルバイセップス

フロントラットスプレッド

サイドチェスト

バックダブルバイセップス

バックラッドスプレッド

サイドトライセップス

アブドミナルアンドサイ

モストマスキュラー

※規定ポーズは団体によって若干の違いあり

フィジーク

2013年頃からコンテストが行われだした比較的新しく、ここ数年で爆発的な人気を伸ばしているカテゴリー

コンセプトは「海の似合う身体

ボディビルほど筋肉量は求められず、大きすぎる筋肉は審査においてマイナスになる場合もあります

ポージングに関してもボディビルほど筋肉を収縮させた力んだポーズは行わず、美しくカッコいい身体を見せるカテゴリー

衣装はサーフパンツを着用し、階級は身長別になっています

審査基準

筋肉に関しては上半身のみとされている

広い肩幅と細いウエスト(Vシェイプ)とシルエットの美しさ

爽やかさ、サーフパンツのデザイン、髪型、笑顔なども審査基準に入る

規定ポーズ

フロントポーズ

サイドポーズ

バックポーズ

クラシックフィジーク

2018年頃からコンテストが行われだした新しいカテゴリー

1950年~1970年代のボディビルダーのような身体がテーマ

筋肉の大きさでいうと、ボディビルとフィジークの中間ぐらいになるカテゴリーです

筋肉の大きさを求める中にもバランスを重視しており、4つのカテゴリーの中での一番の違いとして

階級が身長別に体重が決められていることです

決められた体重の中でいかにバランスよくボディメイクができるかが大事になってきます

衣装は規定のトランクスを着用し、ボディビルとは違いお尻の審査はありません

規定ポーズ

フロントダブルバイセップス

サイドチェスト

バックダブルバイセップス

アブドミナルアンドサイ

3つに加えてボディビルのモストマスキュラーを抜いた規定ポーズの中から1つ選択

スポーツモデル

筋肉量は4つのカテゴリーの中では1番少なく、男性美のある造形を求められます

モデルと名前がつくだけに筋肉のみではなく立ち振る舞いも審査に入るカテゴリーです

特徴は大きくストップ&モーションのあるポージングで、フィジークやボディビルほどマッスル感を出さず

力が入ってないように見せながら魅せる表現力が醍醐味になります

衣装は規定のスポーツモデル用のビキニを着用

階級は身長別になっています

審査基準

全体的な印象 

全体的な筋肉の発達状態、バランスの取れたスタイル、自信に満ちた堂々とした舞台上のパフォーマンス

規定ポーズ

フロントポーズ

サイドポーズ(団体によっては無し)

バックポーズ

まとめ

いかがでしょか

4種のカテゴリーを理解して

コンテストを目指す方は自分に合ったカテゴリーを選択

見て楽しみたい方はこれからより一層楽しんでコンテストをみることができるのではないでしょうか

コンテストを目指す方も見て楽しむ方もフィットネス文化を盛り上げていきましょう!

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